由布市全国神楽大会?
- 2011/05/06(金) 00:08:34
さてさて昨日の続きです。
由布市全国神楽大会
名前の通り、大分県由布市は神楽が盛んなところで、こんな大きな神楽大会もあるのです。
会場までは、電車→タクシー、で行きました。
会場に着いて、まずは入口で当日チケットの購入。
2500円でした!!!高い〜
まぁ収益金は被災地に送るみたいなので、良いんだ!!と自分に言い聞かせて入場。
入場証のシールを胸ポケットにはり席探し♪
今回の会場は「庄内総合運動公園 神楽殿」
芝生のグラウンドの端に大きな神楽殿があるのです。
んで客席はブルーシートが敷いてあり、その上にござを敷いて見るという感じでした。
やはり観客の年齢層は高かったですが、若い人もちらほら。
熱心に写真を撮ったり、ビデオの撮影席で撮影する人もいたり、どこも変わらないなぁといった思いました。
しかし、あんなに広い会場がいっぱいになるぐらいに人が見に来ていて、動員数はすごかったと思う。
着いたら備中神楽保存会の「国譲り」をやっていました。
お囃子は大太鼓が一人だけ、その太鼓の方が終始掛け声や神楽歌を歌っているのですが、それまた興味深いものでした。
舞も優雅で、なぎなたさばきも見事でした!!
お次は当地庄内の中臣(なかとみ)神楽座「岩戸舞」
名前から想像すると、岩戸開きの舞と思いますが、
違うんです!!
当日パンフレットより…
岩戸開きが無事に終わった事を祝って、八百万の神々が天の岩窟の前で喜んで舞う場面です。
そう…私が庄内や九州の神楽を見て思ったのが、
解説がないと、何の舞なのか、素人目にはわからない。
神楽歌なし、口上もない舞がよくあるのです。
逆に考えると、石見の舞も他地域の方が見ると内容がわからないのかな??
と思います。
さてさて舞の内容は白衣袴姿の舞子が四人で舞う神楽。
演劇性こそないものの、舞の美しさを見せる、神楽の醍醐味が十分に味わえました。
こういう舞…好きです、はい。
さて次は広島県より、
比婆荒神神楽社による
「榊、茣蓙、猿田彦の舞」
昨年中国地方限定で放送されていた「神楽烈々」で、将軍の舞特集で比婆荒神神楽がでてました。
なんだ、この不思議な神楽は〜、と、すごく興味がわきました。
国指定の重要無形文化財に指定されています。
「本山三宝荒神」に奉納する祖霊信仰の神楽と言われているそうです。
本山三宝荒神…??
ググってみました
三宝荒神とは、火やかまどの神として信仰されている神様である。
…
これ以上聞かないでください。
難しくて私には理解不能です。
気になればググってみて下さい。混乱しないように気を付けてくださいねww
とりあえず、古い荒神信仰の形態を残す神楽ってことは分かりました。
大分県の大野系岩戸神楽(御嶽神楽、庄内神楽など)では須佐乃男のことを俗に荒神と言ったりしますね。
なんか関係があるんだろうか??
研究してみたいものです。
んで比婆荒神神楽の感想に戻ります!!
神楽歌のクオリティ高い!!と感動していました。
茣蓙舞では舞手、大太鼓の方が歌を歌うんですが、
ベテランの雰囲気が十分にかもしだされていました。
茣蓙をぴょんぴょん飛ぶ場面では拍手が起きていました!
榊舞は、装束姿の男性2人が榊を持って舞っていました。
とっても優雅な舞でしたよ♪
猿田彦の舞では、天狗が二人で舞っていました。
最後に刀の舞となぎなたの舞がありました!!とくになぎなたの舞はすごかったです。自由自在になぎなたを操っていました!!
プロだな(-.-)と思いました!!
んでさらに最後にプログラムに出てませんでしたが、
恵比寿、大黒の餅まきがありました!!
餅欲しかった〜、けどもらえなかった!!残念!!
しかし1時間にわたる上演で内容がぎっしり詰まっていて、勉強になりました!!
以上!!由布市全国神楽大会レポート前半戦でした!!
さてバイト行ってくるか…
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由布市・全国神楽大会
- 2011/05/04(水) 00:21:22
由布市・全国神楽大会に行ってきました。
詳しい感想は後程書き記します。
大分県の神楽はもちろん、岡山、広島、宮崎から各々の神楽団体が、伝統的な舞を披露してくれました。
軽いノリで行った神楽大会でしたが、結構濃い内容の神楽を拝見でき感激でした。
途中雨が降ったのは残念でした…\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ではまた後程!!
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